ここが変だよレクサス LFA。アメリカ人ジャーナリストによるレビュー
他の欠点を補って余りあるその唯一無二の美しいサウンド。
多くの人がレクサス LFAは間違いなく世界一美しいサウンドを持つマシンだという。
今回はアメリカ人カージャーナリストでありYouTuberのダグラス・デミュロ(Doug DeMuro)さんによるレクサス LFAのレビューから、「ここが変だよLFA」を紹介する。
1. 大量の取扱説明書
オーナーズマニュアル、ナビゲーションシステムのオーナーズマニュアル、洗車の注意事項などなんと10冊以上の冊子がトランクに入っている。
それらはLFAのロゴが入った大きなバッグに収められている。
大型の4.8L V10エンジンとともに、ペーパーレス化が進む現代のトレンドに逆行している。
2. 小窓
サイド後方にある小さすぎる小窓の意味。
今まで乗ったクルマの中でもっとも小さく意味のない窓とのこと。
3. Rギア
リバースギアのレバーが奇妙な位置にある。
リバースギアに入れるためには、まず両方のパドルを同時に引きニュートラルに入れる必要がある。
またリバースから1stギアへ入れるには、両方のパドルを引いてNへ入れた後、右のパドルを引いて1stギアという手順を踏まなければならない。
4, リアスポイラー
可変式のリアスポイラーを手動で出したい場合は、運転席の左背後にある小さなボタンを押す。
このボタンがなぜかシートの後ろにあるため押しづらい。
5. 給油口とウオッシャー液
ガソリンもウィンドウォッシャー液も給油口のフタを開けたところから入れる。
給油口とウィンドウォッシャー液を入れる場所は隣り合っており、入れ間違えを起こさないとは言い切れない。
6. ボンネット
開けたボンネットはつっかえ棒で固定しなくてはならない。
固定する支柱(棒)は両端をそれぞれの穴へ自分で差し込まなければならない。
7. 鍵穴
ドアに不細工な鍵穴がある。
8. エンジンスタート
エンジンをかけるにはキーを差し込んで回したあと、エンジンスタートボタンを押す。
9. トランスミッション
シフトチェンジがスローすぎる。
しかしながら2011〜2012年当時は、ここまでのハイパワーを支えるデュアルクラッチがな存在しなかったということは頭に入れておきたい。
10. ステアリング
ステアリングは軽く遊びがある。
ハンドリングのダイレクト感はランボルギーニ ウラカンほどではない。
11. 乗り心地
コンフォートモード時でも非常にラフで固く不快。
以上がレクサス LFAの気になる点だ。
まとめとしては非常にアグレッシブだが美しいクルマではないという。
1にサウンド2にスピードという評価となっている。