イギリス人によるジムニーのレビュー
一部納車まで2年待ちとの情報もあるジムニー シエラ。
スズキの発表によると2019年1月の増産のため、20億円を投資するとのこと。
さてジムニーで20億円は回収できるのか?
今回はイギリス Carwowのマット・ワトソン(Mat Watson)さんによる新型ジムニー シエラのレビューが投稿されていたので紹介。
日本では軽のジムニーと1.5L NAのジムニー シエラが存在するが、イギリスでは1.5L NAの設定しかないためこれがジムニーとなるようだ。
ジムニーの良いところはみんな知っての通りだと思うので、ネガティブな面として挙げられているものを紹介する。
1. 後部座席
後部座席への乗り降りがしづらい。
また後部座席の足元スペースが窮屈とのこと。
2. インテリア
黒くて暗くて冴えないインテリア。
スズキいわく「ドライバーの視界を邪魔しないために地味にまとめた」というが、目に映る蛍光色の派手なボンネットやドア内側の金属部はどう説明するのだという指摘。
素材については安くてハードなプラスチックだがガッチリとしていてタフそうだとのこと。
3. オンロードでの走行性能
オンロードでは不安なほどフラフラする。これは背が高く、平面が多いボディで、車重が軽いため風の影響を受けやすいことが原因だろう。
5速までしかないギアについても6速がほしいところ。時速70マイル(113km)で3500rpmというから高速巡航には向かないといえる。
アウトバーンで時速160kmまで加速した結果、ランボルギーニ アヴェンタドールを時速300kmで走らせているときよりスリルがあってドラマチックらしい。
しかしながら、スズキ外としたところはすべて問題なく達成されており、ニッチな人のためのニッチなクルマとしてすばらしい出来といえる。
New Suzuki Jimny SUV 2019 - see why I love it... but you might not!