イギリス人によるホンダ NSXレビュー。悪いところは?

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ホンダ NSX、価格帯、スタイル、パワーのどれをとっても間違いなくスーパーカーといえる。

今回はイギリス人モータージャーナリストであるマット・ワトソン(Mat Watson)さんによるCarwowのレビューを紹介したい。

良いところはかっこいいところ。では悪いところは?

 

1. インテリア

インテリアには質感の良いレザーが使用されているものの、ところどころにプラスチック感が満載でチープな触感が目立つようだ。

ダッシュボードに空いているおかしなエアベントもデザインがひどく幼稚に感じる。

シフトパドルもプラスチックでカチカチとうるさい。

総じて18,000ポンド(265万円)程度のクルマとしか思えないとのこと。

またカップホルダーは浅く使いづらく、飲み物が2つ収まらない。

さらに何に使うのか不明なHDMI入力ポートが存在する。

 

2. インフォテインメントシステム

ホンダはロボットや飛行機を作っているくせにインフォテインメントシステムはダサいとのこと。

 

3. トランク

ゴルフのキャディバッグが1つ入るものの、スーツケースは1つも入らない。

またトランクの底にはエグゾーストパイプが通っているため、中央におかしな盛り上がりがあり、内部が熱くなるためアイスクリームは運べない。

 

4. リアハッチ

リアハッチの外側ガラスには曇り取りの(デフロスター)機構が組み込まれているものの、内側のガラスにはない。

そのためリアハッチ内側のガラスが凍ったり曇ったりしてしまった場合には、エンジンが温まるまで待たねばならない。

 

5. NSXステッカー

サイド後方のガラスには小さなNSXステッカーが貼られているが、子供のイタズラのようで安っぽく剥がれやすい。

 

6. ドアミラー

アミラーがサイドに大きく飛び出しており邪魔になることがある。

そして折りたたみはなんと手動。

 

7. パーキングセンサー

リアのパーキングセンサーは1,800ポンド(265,000円)のオプション設定。

 

まとめると加速の素晴らしさや、ハイブリッドカーならではの静粛性、それに普段づかいのしやすさは優秀なものの、快適性ではポルシェ911のほうが上といったところだろうか。

ホンダのクルマに145,000ポンド(2134万円)を使うべきか?

 

※2018年9月24日 9:00 為替相場による

 


Honda-Acura NSX review - see why its acceleration is so mind-boggling!